InDesign居残り補習室

どれだけ勉強しても上達しない管理人の、InDesign備忘録を中心に。たまにブックレビューなども。

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QXPからのコンバート  2011/05/27

過去のデータ資産を流用したい場合があります。
幸いなことに、 InDesign にはQuarkXPress 3.3J / 4.1J のドキュメントを開くためのコンバータが内蔵されていて、直接開くことができます。

しかし、当然ながらQXPでの組版状態を完璧に再現できるわけではありません。
例えばマスターアイテムがすべてオーバーライドされた状態でコンバートされる仕様は見落としがちですが、重要な点なので要注意です。
他にももっと注意すべき点がありますが、InDesignの勉強部屋をはじめ複数のサイトに有益な情報があるのでここでは割愛します。

今回は画像の回転角度に注目したいと思います。
勉強部屋などの情報を参照すると、「QXPのデータをInDesignで開いた場合、単位精度の違いによって画像の縮尺率が異なってコンバートされることがある」との情報を得ることができます。
では、回転角度はどうなるでしょう。
それについても、QXPにおける緻密な計算精度を、InDesignではうまく再現できないようです。
具体的には、あまり細かい回転角度は妙な具合に丸められてしまうのです。

今回確認したのは、QXP3.3JのデータをInDesign CS3でコンバートしたのですが、画像に設定された回転角度が

0.1度のものは0度に
-0.1度のものは -1度に


それぞれ丸められてしまいました。
なお、同じQXPファイルをCS5で開こうとしたところ、CS5が落ちてしまいました。
落ちた原因は特定できていないので画像に設定された回転角度と直接の関係があるかどうかわかりません。(むしろ関係ないと思ってはおります)

これをもって結論としたいわけではありませんが、異なるアプリケーションのデータをそのまま使おうとすること自体が無謀なのではないかと思っております。

以上、おそまつでした。

InDesignにおける異なるバージョンとの互換性  2011/05/24

Adobeのサイトには以下の情報が載っています。
文書番号:cpsid_84454
最終更新日:2011-05-12
以前のバージョン用にファイルを書き出す(InDesign CS4/CS5/CS5.5)

要するに、CS5.5で作られた文書をCS5で開くには、上位バージョンでIDMLに書き出し、それを下位バージョンで開く必要があるのですが、上位バージョンのIDMLを開くことができるのは、同バージョンおよびひとつ前のバージョンに限られます。
つまり、CS5.5の文書をCS4で開くためには、CS5を持っていることが条件となります。

2011/05/28 訂正:
lcs_kawamuraの開発記録:InDesign CS4 6.0.7
上記の情報によると、CS5.5から書き出したIDMLはCS4で読めるようです。ただし、リンク先で言及されているように、CS4で直接CS5.5のIDMLを開くのは、6.0.7アップデートを実行した後のほうがより安全だろう、との事です。

また、CS4の文書をCS3で開くには、CS4のメニューからINXファイルを書き出す必要があります。

リンクが変更される可能性があるので、一部を引用します。

注意 : 旧バージョンには無い機能を使用している文書の場合、その箇所は変更されるか、または失われる可能性があるため注意してください。



上記に限らず、下位バージョンで開いたドキュメントは細部まで確認しないと、最悪の場合意図しない箇所のテキストがオーバーセットしてしまう可能性も否定できません。
特に、バージョンアップ毎に文字組まわりを大幅に更新していくInDesignにおいて、組版エンジンの違いはとても大きいのです。
大量文書ものを下位バージョンで開くとなると、チェックに費やすコストはとても大きなものになります。
もし、チェックなど適当でよいと思っているなら、それはとんでもない勘違いです。

よく、質問サイトなどで「バージョンが違う場合の注意点を教えてください」という質問が投げられているのを見掛けますし、組版の現場においては「IDMLで保存したからCS4でも開けます。大丈夫ですよ」という遣り取りが交わされることがあるとも聞き及んでいます。
繰り返します。
それは勘違いです。

バージョンが変われば文字組が変わります。
そのことはつまり、上位互換という考え方も成り立たないことを意味します。
組版エンジンが更新されているのですから。
古いバージョンのInDesignで組んだ文書は、新しいバージョンのInDesignであればバージョンがいくつ離れていても開くことができるので、やはり勘違いが生じやすいのでしょう。

もしどうしても異なるバージョンで作業したいのなら、そのあたりのリスクを承知した上で、せめて文字組部分は新たに組み直すくらいのコストを覚悟して作業することをお奨めしておきます。

テキストフレームと字取り  2011/02/23

InDesignの勉強部屋のBBSで、テキストフレームで字取りを利用したい旨の書き込みがあったのですが、それに関するchataさんのレスが素晴らしかったので備忘録として。

テキストフレームで字取り機能を利用しても、13級を基準とした文字幅となってしまいます。
そこで、一旦フレームグリッドに変更し、目的の文字サイズにした上で字取り設定をしてやれば、再びテキストフレームに戻しても字割りの状態がそのまま生きてくれるそうです。知りませんでした。
もっとも、フレームグリッドのままで不都合がなければ戻す必要もないのでしょうけれども。

早速、実験。
まず、テキストフレームに16級の文字を入力します。
WS000089.jpg

フレームグリッドにしたら、設定で16級に。
WS000090.jpg

ここでは、字取りで6としてみます。
WS000091.jpg

テキストフレームに戻すと……
WS000092.jpg

ちゃんと16級で6字取りとなってくれます。
WS000093.jpg

注意点としては、chataさんもレスの中で指摘していましたが、ひとつのフレームに複数の文字サイズによる字取り設定を混在させられないそうです。
フレームグリッド設定はひとつのフレームにひとつしか割り当てられないので当然といえば当然ですね。

あるテキストフレームを任意の級数で字取り設定させたければ、一旦フレームグリッドにして級数を設定し、その後テキストフレームに戻せばいい、ということで。
くどいようだけど、フレームグリッドのまま運用しても不都合がなければフレームグリッドのままでおk

[CS5]合成フォントの不具合、解消か  2010/11/16

拙ブログ過去記事:「合成フォントの不具合」

Adobe TechNote:合成フォントに設定したスモールキャップスが PDF ファイルに書き出すと無効になる(InDesign CS2-CS4)

WindowsXP sp3/ID CS5で試してみた。
画像は上側がCS5、下側がCS3から書き出したPDF。

リュウミンLとITC Century stdとで合成フォントを作成。
上二行が合成フォント、最下行が1バイトフォントのITC Century stdである。

WS000023.jpg

まだ試してみたフォントの種類は少ないが、多分直ったと言っていいのではないかと思う。

ひさしぶり  2010/10/29

長いことかかないうちに第19回DTPの勉強会の時期(来月末だけど)に(^^;
1回とばしたから私としてはすげー久々。

第19回は電子書籍がテーマ。
丸の内だから、会場間違えないようにしないとね^^



ところで最近、スクリプトあんまり書いてないなぁ。
以前からほとんど書いてないだろうという意見はスルーw

なんかもう、UIなしでピンポイントの動作をさせる書き捨て系が主流になってきた。
おうち使いばっかりだしw

そんなことを思っていたらLi様が!
先週、久々にブログを更新なさっていました。
CS5用VBがダウンロードに追加されています!
CS4までのバージョンを使っておられた方にとっては朗報です♪

第18回勉強会  2010/08/18

名古屋の本家 DTPの勉強部屋:第18回勉強会が来たる8月28日に開催されます。
詳細はリンク先をご参照ください。
今回も早めに登録したものの、急な都合で出席できなくなってしまいました。

せっかく、なま津田淳子さんにお会いできる機会だというのに残念でならん。
ちなみに、↑(上記)のリンクは「日刊デジタルクリエイターズ」の津田淳子さんカテゴリです(^^)

きっとコアなお話が聞けると思います。
やもさんと坂口さんのコンビによるセッション2も、楽しくないわけがない!

残念ですが、後日WEB上に出るであろうレポートを楽しみに、今回はいき♂は欠席、でございます(T.T)

ID CS5検証 その7  2010/07/01

ルビ+ここまでインデント CS5編

今回、まだ検証不足ですが、InDesign CS5の「ここまでインデント」の挙動を見てみました。
行頭の文字は中黒です。文字組アキ量設定により、前後に四分アキが入っています。
その場合、CS3とCS4において、二行目以降の行頭がおかしくなる現象がありました。
具体的には文字前に設定されたアキ量の分だけ、二行目の行頭が左にずれるという現象です。
CS5においてはご覧の通り改善されています。
 WS000016_20100702152916.jpg

しかーしw
ルビが混じるとまだダメですね。行末の文字がはみだしています。
ちなみに、行末にかかる文字のルビを消去しても、CS3/CS4の時のように前の文字とぶつかってまでフレーム内に収めるという無茶はしなくなりました(苦笑)
  WS000017_20100702152916.jpg

一方、「ここまでインデント文字」のすぐ後に続く文字にルビが設定されていなければ、ご覧のようにずれることなく組版できることもわかりました。
 WS000018_20100702152915.jpg


行頭の中黒について、文字前のアキ量をベタにしておいて四分スペースを挿入しました。
すると、ルビの有無にかかわりなくきちんと文字面が揃ってくれます。うん、いいカンジ^^
WS000019_20100702152915.jpg


以上、CS5での挙動を見てきました。
では、CS3で組んだものをCS5でコンバートするとどうなるでしょう。
WS000020.jpg
見た目はCS3で組んだ状態のままコンバートされます。


そこで、コンバート直後のドキュメントで、レイヤーの複製をしてみました。
複製前のレイヤーを不可視、複製後のレイヤーのみ可視とすると、以下の通り。
WS000021.jpg
思った通り。


従って、CS3(というか、CS4以下)ドキュメントをCS5でコンバートした後は、カット→元の位置にペーストするか、レイヤーの複製をしてやれば、ひとまずはテキスト関係がCS5の組版エンジンに従って再配置されると考えれば、今回の挙動について説明がつきそうな気がします。
まだ、全てのケースについて調査が済んだわけではないので要注意ではありますが。


2010年7月5日13:00追記:
コピペに限らず、CS3からのコンバート済みテキストを編集した時点で、やはりCS5搭載の組版エンジンによってテキストが再配置されるため、ここまでインデント文字による二行目以降の行頭位置がきちんと揃います。
逆もまた真でありましょうから、CS5から書き出したidmlをCS4で開いた時、ここまでインデント文字によるインデントは、レイアウトが崩れることになると思われます(未検証)

InDesignのPAN操作  2010/06/17

PANとは画面を上下左右にスクロールする操作のことです。

私はほとんどCS2を使っていないのでCS2の操作性はあまり覚えていませんが、CSの頃のInDesignのPAN操作はお粗末なものでした。
話が前後して申し訳ありませんが、上記はマウスホイールによる画面スクロール操作に限定した話です。

マウスホイールでスクロールできるようになったのはCS(Ver.3)になってからのことだったでしょうか。
マウスホイールを操作すると画面が上下に動き、思わず「おお」と声を出したことは覚えています。
うろ覚えですが、CS3以降とは違い、CS(おそらくCS2も)においてはAlt(Mac:Option)を押しつつマウスホイールを操作すると左右スクロールだったように記憶しています。
CS3以降ではctrl(Mac:Command)を押しつつマウスホイールを操作すると左右スクロールですね。
ところがCS(おそらくCS2も)の頃、マウスホイールで上下スクロールをしている途中で突然Altを押しても反応せず、一度スクロール操作をやめ、改めてAltを押しつつマウスホイールを操作しないと左右スクロールしてくれませんでした。

この点はCS3以降で改善されており、マウスホイール操作中に突然Ctrlを押してやるとその時点で左右スクロールに切り替わってくれます。
そんなわけで、今の私にとってInDesign上でのPAN操作は専らマウススクロールに頼っているのが現状です。
なぜなら、従来のスペースバーによるスクロール操作だと、テキストフレーム中にカーソルを立てた状態であることを忘れてPAN操作しようとするとその位置にスペースを入力してしまう結果になるからです。
とは言え、世の中にはスクロールボタンを持たないマウスも存在するわけで。
スペースバーによるスクロール機能は現バージョンにおいても実装されています。

では、上記のようにテキストフレームにカーソルを立てている際の誤操作を防止するにはどうすればいいのでしょうか。
その場合はスペースバーのかわりにAlt(Option)を押せば同様にPAN操作できるのです。
しかし、テキストフレームにカーソルを立てているときはAlt、それ以外はスペースバーという使い分けは現実的にはなかなか難しい。
そんな状態では、CS2以下を使っている際の快適なPAN操作はないということになるではないですか……。

いえ、癖をつければいいのです。そう、Altとスペースバー、両方を押すという(^^)
まずAltを押してからスペースバーも押す。そうすることで、テキストフレーム中にカーソルが立っていようといまいと、きちんとPAN操作できます。

まあ、CS3以降を使っていらっしゃる方であれば、ホイール付マウスを導入していただき、PAN操作はマウスホイールを利用するようにしていただいた方が楽ではないか、とは思うのですが……。
各ユーザさんの好みの問題ですから無理強いはしませんけどね(^^)


追記:各ユーザさんの好みという意味においては、ツールパネルの手のひらツールをクリックしてPAN操作という選択肢もアリですね。一応そこにも言及しておかねば、と思った次第です(^^;

ID CS5検証 その6  2010/06/10

以前、InDesign CS5から「New Doc Sizes.txt」がなくなった件を紹介しました。
その代わりに、と言うべきか、ダイアログで追加した用紙設定に関しては“New Page Sizes.xml”が自動的に特定のフォルダに作成され、保存されるようになったわけですが、これを別の端末にコピーすれば簡単に用紙設定が追加されるのではないか、と容易に想像できます。
ウチにはMAC/WIN各1ライセンスずつあるのですが、果たして環境の違うマシンにコピーしていいものかどうか二の足を踏んでおりました。
このたび、もしおかしくなっても“New Page Sizes.xml”を外せばいいだけだろ、ということで試しました。
最悪、再インストールでもいいや、みたいなノリでw
具体的には

【ユーザ名】/ライブラリ/Preferences/Adobe InDesign/Version 7.0-J/ja_JP

の中に“Page Sizes”フォルダを作った上で、Windows機の“New Page Sizes.xml”を入れてみたのです。
そして、MAC版InDesign CS5を起動したところ、正常に認識しました。

mac1.jpg
 ↑
ちなみにNew Page Sizes.xmlの内容を編集し、前回の記事でぼかしていたアレな名前の用紙設定は削除済みです(笑)

CS4のバグ  2010/06/08

InDesignの勉強部屋のInD-Boardで質問が出て、普段使っていない共有MACのInDesign CS4で確認しました。
質問内容は、見開きの片側のページに2ページ分のページ番号を表示させたいが、同じ数字になってしまうというもの。
CS3/CS5ではマスター上で左右のページにフレームを置いて連結し、前ページのフレームには特殊文字[改フレーム]、目的のページのフレームに[前ページ番号]-[現在のページ番号]を入れたところきちんと両ページの番号が表示されます。
しかし、CS4だけはどちらも現在のページ番号になってしまう。

これ、海外のサイトでも報告がありました。
Page Numbering on a Single Spread Page - InDesign Docs

ドキュメントページ上でオーバーライドすれば正常なページ番号で表示してくれるようです。
そこまではウチの共有MACで確認しました。

で、ついさっき思いついて追加でInD-Boardにレスしてきたのですが……。
んじゃ、せうぞーさんのスクリプトoverride_selection 0.3をマスター上で適用してやりゃいいんじゃね?
……と、思った次第。

でも、共有MACはあまり長時間占有しているわけにいかないので未検証です。
実験していただけるとうれしいな > 誰となくw


追記:
YUJIさんからのレスを確認。どうやら、スクリプト使ってもダメなようです。
ひとつひとつ、手動でオーバーライドするしか……。
あとでまた、共有MACを使う時間がとれたら確認してみよう。


追記2:
うーむ。
MAC(と私の時間)が空いたのでチェックしました。
やはり、スクリプトではダメでした。


↓消極的な解決案↓(太字にしてどうする……)

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