InDesign居残り補習室

どれだけ勉強しても上達しない管理人の、InDesign備忘録を中心に。たまにブックレビューなども。

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段落コンポーザーは嫌われ者  2011/07/12

検証環境:Windows XP sp3/InDesign CS5(7.0.4)にて。

段落コンポーザーはAdobeが自信を持って開発した技術です。
たしかに、お客様に校正をお見せする以前の編集途上であれば、段落全体の粗密を判断し、最適の文字間を維持させようとするので魅力的な技術であるかのように思えます。
何しろ、段落コンポーザーを適用した段落を編集した場合、段落の先頭まで遡って文字間を判断し、最適な文字間を保って文字組しようとしてくれますから。

しかし、問題なのは校正時にお客様が目を通すことにあります。

下図をご覧ください。
同じ文章について、それぞれ段落コンポーザーと単数行コンポーザーを適用したテキストフレームを用意しました。
赤矢印に示す部分に一文字追加してみますと……。

WS000198.jpg


段落コンポーザーの方は、段落全体の文字間の詰まり具合が良い感じになってはいるものの、編集した行より上の行に影響が出てしまっています。
残念ながら長い文章を扱うお仕事の場合、校正を担当するお客様のほとんどは、これを嫌うケースがほとんどだと言わねばならないでしょう。

WS000197.jpg

やはりここは、編集対象行よりも前の行には影響の出ない、単数行コンポーザーを使うのが安全だと思います。
世の中には“InDesignの段落コンポーザーは「編集者泣かせ」”と仰る方もいるようです。
何を優先するかによりますが、論文や小説などの大量文章物を扱う場合、校正ごとに編集対象行よりも前の行に影響が出る可能性があるというのはやはり頭が痛いです。
私としては何か特別な理由がない限り、どちらかというと単数行コンポーザーを使用することをおすすめしたいと思います。
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